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皆さんこんにちは!
青柳解体産業、更新担当の中西です。
テーマ:解体工事の作業工程と注意点
前回は、解体工事の種類についてご紹介しました。
今回は、具体的に解体工事がどのような手順で進むのか、そして各段階でどんなことに注意する必要があるのかを解説します。
安全でスムーズな解体工事を行うためには、事前準備から廃材の処理まで、一連のフローをしっかり把握することが大切です。
現地調査
建物の構造や敷地の状況、周辺環境(道路幅や近隣建物など)を確認します。
アスベストや有害物質が含まれていないかも、この段階でチェック。
見積もり・計画書の作成
解体範囲・工法・廃材処分などを考慮し、予算と工期を見積もります。
近隣への影響(騒音・振動・粉じん)対策も合わせて計画に盛り込みます。
近隣住民への事前挨拶
解体工事ではどうしても騒音や粉じんが発生します。
ご迷惑をおかけする旨を事前にお伝えしておくと、トラブルを防ぎやすいです。
行政への届け出
建物規模に応じて、建設リサイクル法や各種条例に基づく届け出や許可申請が必要となる場合があります。
ここでは、一般的な「建物解体工事」の流れを例にご紹介します。
安全に作業を進めるため、足場を組んで建物周囲をシートで覆い、粉じんや破片の飛散を抑えます。
作業員や通行人の安全確保のため、バリケード設置や通行制限も必要に応じて行います。
建物の外壁や構造部に手をつける前に、内装材(天井・壁紙・設備)を先に撤去。
廃棄物の分別・リサイクルのために、木材・金属・プラスチックなどを分類しやすい形で解体します。
いよいよ外壁や柱・梁など構造体を壊していきます。
**重機(バックホーなど)**を使う場合が多いですが、近隣への影響や構造の強度によっては手作業を併用することも。
RC(鉄筋コンクリート)造の場合は、専用の破砕機やブレーカーを使って慎重に取り壊します。
建物を支えていた基礎(コンクリートや鉄筋)を掘り起こして撤去。
旧い建物の敷地からは、地中梁や廃材・浄化槽などが見つかることも。
これらをしっかり取り除き、更地にするのが一般的です。
解体後の廃材や瓦礫をすべて搬出し、敷地を整地して形を整えます。
必要に応じて、地盤の不陸調整(凸凹を平らにする)や転圧を行い、次の建築工事などに備えます。
散水しながら解体することで、粉じんの飛散を最小限に抑えます。
重機による破砕音は大きいため、作業時間帯(早朝・深夜作業を避ける)に注意し、近隣への影響を軽減。
建設リサイクル法に基づき、コンクリート・金属・木材などを分別処理。
有害物質(アスベストなど)が含まれる場合は、専門業者が除去を行い、法令に則った処分を実施。
重機オペレーターと作業員の連携を図るため、誘導員を配置し、作業範囲外の立ち入りを制限。
足場や重機周辺は、定期的に点検し、異常があれば作業を一時停止して対処します。
工期
一般的な木造住宅(2階建て程度)なら約1〜2週間で解体完了。
RC造やビル、商業施設などの大規模解体は数週間〜数ヶ月かかることもあり。
費用
建物の規模・構造・立地条件によって大きく異なりますが、木造住宅で数十万円〜、RC造で数百万円規模になることが多い。
廃材処理費、アスベスト除去費、近隣養生の度合いなどが費用に影響します。
解体工事の流れは「事前準備 → 内装撤去 → 構造体撤去 → 基礎撤去 → 整地」の大まかな工程
注意点として、粉じん・騒音対策や廃材処理の法律遵守、安全確保が不可欠
工期や費用は建物の種類や立地条件により大きく変動。特にRC造やアスベスト除去が必要な場合は慎重に見積もりを
トラブル回避には近隣挨拶やしっかりした下準備が欠かせない
解体工事は多くの作業工程と専門知識が必要ですが、
的確な手順と丁寧な作業を心がけることで、安全でスムーズな建物の解体が実現します。
ぜひ今回のポイントを参考に、解体工事の全体像をイメージしてみてくださいね!
以上、第3回解体工事雑学講座でした!
次回の第4回は「解体工事で発生する廃棄物の種類とリサイクルの流れ」について解説します。
どうぞお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
青柳解体産業、更新担当の中西です。
本日は第2回解体工事雑学講座!
今回は、解体工事の種類についてです。
解体工事の種類~
建物や用途に合わせた工法
解体工事には、建物の構造や場所、用途に応じた様々な工法があり、それぞれに適した手法で進められます。
今回は、解体工事の代表的な種類と、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
解体工事の主な種類
内装解体工事
内装解体工事は、建物全体ではなく、内部の壁や床、天井、設備のみを解体する工事です。
リフォームやリノベーションの際に行われ、建物の構造には影響を与えずに内装部分だけを解体して、新しいデザインや用途に対応できる状態に整えます。
内装解体は工期が短く、騒音や粉塵も比較的抑えられるため、ビルや店舗の改装で多く活用されます。
建物解体工事(建屋解体)
建物解体工事は、建物全体を取り壊し、更地に戻すための工事です。
住宅やビル、工場など様々な構造物が対象となり、建物の規模や構造に応じて重機や手作業を使い分けて解体します。
一般的な建物解体工事では、建物の解体だけでなく基礎部分の撤去も行い、敷地全体を整地するための準備を整えます。
RC(鉄筋コンクリート)造解体
鉄筋コンクリート(RC)造の建物は、強度が高く特殊な解体技術が必要です。
大型の重機やコンクリートを破砕する機械を使用し、慎重に取り壊します。
さらに、鉄筋やコンクリートを分別し、リサイクル可能な資材として分別・処理を行うため、専門的な技術が求められる工事です。
アスベスト除去を伴う解体工事
古い建物にはアスベストが含まれている場合があり、解体の際に適切な除去処理が必要です。
アスベストは人体に有害な物質であるため、専用の防護具や処理設備を使い、安全かつ環境に配慮した解体工事が行われます。
以上、第2回解体工事雑学講座でした!
次回の第3回もお楽しみに!
私ども青柳解体産業は、福岡県大川市を拠点に、総合解体工事を専門に請け負っております。
創業以来、地域の皆様の信頼を得るべく、誠心誠意を持って取り組んでまいりました。
代表である私自身、解体工事業に従事して15年以上の経験を積んでおります。
これまで培ってきた技術とノウハウを駆使し、安全・迅速・確実な工事を提供することをお約束いたします。
お客様のニーズにしっかりと耳を傾け、最適な解体プランをご提案させていただきます。
皆さんこんにちは!
青柳解体産業、更新担当の中西です。
いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?
風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!
さて、本日からシリーズ更新が始まります!
青柳解体産業監修!
解体工事雑学講座!
記念すべき第1回目のテーマは!
解体工事とは?その役割と重要性についてです!
解体工事は、建物や構造物を安全に取り壊し、更地や再開発用地へ整備するための重要な工事です。新しい建物を建てる前段階として行われ、再利用可能な資源を取り出し、環境に配慮したリサイクルも欠かせません。今回は、解体工事がなぜ必要とされるのか、その役割と重要性について詳しくご紹介します。
解体工事の役割と重要性
土地再利用のための第一ステップ
解体工事は、古い建物を取り壊して土地を更地に戻すことで、新たな用途や建築物への転用を可能にします。住宅地の再開発や商業ビルの建設、公共施設の改修など、地域の発展に欠かせない工程であり、都市の機能や美観を維持するためにも重要な役割を果たしています。
リサイクルと廃材処理
解体によって発生する廃材は、環境に配慮し、リサイクルや適切な処理が求められます。木材や金属、コンクリートなど、資源として再利用できるものは分別し、可能な限りリサイクルに回すことで、環境保護に貢献しています。廃棄物を減らし資源循環を促す解体工事は、持続可能な社会の実現に欠かせません。
安全で効率的な工事のための技術とノウハウ
解体工事では、建物の構造や材質に応じた工事計画が必要です。安全面を確保し、周辺環境や住民への影響を最小限に抑えるため、専門的な知識と技術が求められます。また、騒音や振動、粉塵の対策を行い、近隣環境に配慮した工事が必要です。
以上、第1回解体工事雑学講座でした!
次回の第2回もお楽しみに!
私ども青柳解体産業は、福岡県大川市を拠点に、総合解体工事を専門に請け負っております。
創業以来、地域の皆様の信頼を得るべく、誠心誠意を持って取り組んでまいりました。
代表である私自身、解体工事業に従事して15年以上の経験を積んでおります。
これまで培ってきた技術とノウハウを駆使し、安全・迅速・確実な工事を提供することをお約束いたします。
お客様のニーズにしっかりと耳を傾け、最適な解体プランをご提案させていただきます。